鶏レバーのパテとオートミールクラッカー

今月は、なめらかで濃厚なレバーパテと、噛みごたえのあるオートミールクラッカーの簡単レシピをご紹介。パテは冷蔵庫で1週間、冷凍すれば2か月もちます。日本では、鶏レバーとハツが一緒に売られていることが多いので、今回は両方使っていますが、もちろんレバーだけでも問題ありません。

オートミールクラッカーのレシピは、数々の賞を受賞しているパン職人ダン・レパード氏によるものです。

このレシピでは、約500gのパテと、かなりの量のクラッカーができますので、お好みで量を減らしてもかまいません。クラッカーはタッパーに入れておけば数週間カリカリのまま保存できます。

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必要な調理器具

  • オーブン
  • 麺棒
  • ボウル
  • フライパン
  • フードプロセッサー
  • クッキングシート
  • ペストリー用の刷毛

材料

パテの材料:
鶏レバーとハツ(もしくは鶏レバーのみ)400g ブランデーまたはマデイラ 大さじ3
無塩バター 350g タイム 大さじ1 (お好みで)
ニンニク 1かけ(みじん切りにしておく)
クラッカーの材料:
薄力粉 300g 塩 小さじ3/4  
無塩バター 25g (1センチ角にカットしておく)オートミール 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2 牛乳85ml と 水90ml  混ぜておく
砂糖 小さじ1

パテの作り方:

1 レバーの白い筋の部分を包丁で切り落とします。ハツを使う場合は、やはり上部の白い部分を取り除いて捨てます。その後、流水で内側をよく洗い、血液を取り除きます。作業のあとは、作業台や包丁、シンクを必ずお湯と洗剤できれいに洗ってください。

2 大きめのフライパンにバター(大さじ2)を泡が立つまで溶かします。中火でレバー(とハツ)を2分ほど炒め、ひっくり返してもう片面も2分ほど炒めます。

3 フライパンにニンニク、ブランデー、タイムを加え、2分ほど煮込みます。

4 フードプロセッサーにすべてを移し、バター200gを加え、なめらかになるまで攪拌します。塩こしょうで味を調え、必要に応じて追加してください。 

5 パテをラメキン皿などに移します。 

6 残りのバターを小さな鍋で溶かし、パテが完全に隠れるように注意深く注ぎます。

7 冷蔵庫で4時間以上冷やし、完全に固まったら出来上がりです。

オートミールクラッカーの作り方:

1 大きめのボウルに、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を加え、手で混ぜます。角切りにしたバターを加え、小麦粉とよく混ざるまでバターをすり込みす。

2 オートミールと牛乳・水を加え、生地になるまでよく混ぜます。ボウルに蓋をし、30分休ませます。

3 オーブンを200℃に予熱しておきます。

4 打ち粉をした台の上で、生地をとてもとても薄く伸ばします。生地を半分に割ってから丸めると、より簡単に丸めることができます。生地が厚すぎると、カリッと焼けません。

5 丸いペストリーカッターやナイフ、ピザカッターなどを使って、好きな形に生地をカットします。

6 ベーキングトレーにクッキングシートを敷き、カットした生地をのせていきます。生地に軽く水を塗り、海塩やその他のトッピング(ゴマ、ケシの実、黒コショウなど)を振ります。

7 オーブンで12~14分、クラッカーの端がほんのり茶色くなるまで焼きます。この色がつかないとクラッカーがサクサクにならないので、よく焼いてください。オーブンから取り出し、冷まします。カリッとしない場合は、オーブンに戻してさらに焼いてください。

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