今月ご紹介するアップルケーキは、ケーキミックスに生のリンゴを使います。このレシピではブラムリーアップルを使用していますが、お好きなリンゴでかまいません。ケーキミックスが甘めですので、酸味の強いリンゴの品種との相性がよいと思いますが、グラニースミスやジョナサン（紅玉）でももちろん大丈夫です。

イギリス各地のリンゴ栽培地域に、それぞれのケーキレシピがあります。「ドーセットアップルケーキ」「サマセットアップルケーキ」などさまざまな名前で呼ばれますが、どれもとても似ています。

必要な機器：ミキシングボウル、おろし金、20cmの丸いケーキ型、または20cmの正方形のケーキ型。

☆ カスタードやアイスクリーム、スワン＆ライオンのブランデーバター、またはクロテッドクリームを添えてお召し上がりください。

1．オーブンを160℃に予熱します。

2．ケーキ型の内側に軽くバターを塗り（材料外）、クッキングペーパーを引き詰めます（丸いケーキ型でのやり方は、下記をご参照ください）。

3．レモンの皮をすりおろしてきます。

4．リンゴは皮をむいて4分の1等分にし、芯を取り除き。厚めにスライスにします（約5mm）。

5．スライスしたリンゴをボウルに入れ、レモン果汁を絞ります（カットしたリンゴが茶色になるのを防ぐためです）。

6．ボウルに、小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖、溶かしバター、卵、シナモン、バニラエッセンスを量り入れます。レモンの皮を加え、よく混ぜ合わせます。滑らかになるまで約1分間ほど、叩くように強めに混ぜ合わせます。

7．大きめのスプーン2本使って、ケーキミックスの半分をケーキ型に入れます。半分以上は使用しないように注意してください。

8．スライスしたリンゴを７のケーキミックスに加えます。中央部分には多めに入れます。

9．2本のスプーンを使って、残りのケーキミックスをリンゴの上に加えます。リンゴが完全に隠れるようにしてください。もしリンゴがはみ出している場合は、そっと押し入れます。

10．アーモンドフレークを使用する場合は、ここで振りかけます。私はここで、大さじ1のお砂糖を振りかけました。

11．予熱しておいたオーブンで約80分焼きます。串またはつまようじをケーキの中央に差して、ケーキミックスがくっついてこなかったら焼き上がりです。まだの場合は、あと10分焼いて、もう一度確認します。

12．ケーキを冷まし、型からとり出します。

13．お好きな大きさにスライスしてサーブします。温めても冷やしても美味しくお召し上がりいただけます。

丸いケーキ型にクッキングシートを敷き詰める方

ケーキ型にバターを塗っておきます。

まずは側面部分を作ります。型の円周より約3cmほど長めのクッキングシートペーパーを用意します。約2.5cmほどで折り返し、短い方に斜めに切目を入れていきます。

切目を入れた方を底面にして、側面に押し付けながら、型にぴったりフィットさせていきます。

最後に、底面の円形を鉛筆などでなぞって切り取ったクッキングペーターを切り抜き、底面に敷き詰めます。